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桜の家
(RENOVATION)
LV
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PHOTO © TAKUMI HOMMA
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築60年近いマンションのリノベーションです。

内井昭蔵氏が建築家が設計したこのマンションは、東西に桜の見える大きなテラスを持っていることが特徴です。

元々大きなテラスに面して個室がありましたが、この特徴を活かすために東西にそれぞれ家族の居場所を設け、中央に寝室ブースを計画しました。

寝室ブースは柔らかく布や家具で仕切り、住戸全体に風が通るようにしています。

従来のマンションレイアウトのように、片側にリビング・もう片方に個室とするとどうしても住戸全体の稼働率が低下してしまうことから、限られたスペースを最大限家族の皆さんが利用できるようにしています。

また、中央に部屋を設けると必然的に間仕切り壁が多く生まれることになりますが、その壁を求められる機能に呼応し、棚や障子・布で仕切ることにより、日常的な動線の中で変化を感じられるようにしています。

家族が集まる場所や寝室は必ずしも壁とドアで仕切られた個室であると定義せず、将来的な住まい方にも適応したつくりになっています。

業務内容:内装設計・工事監理
所在地:横浜市
延床面積:62.5㎡
施工会社:株式会社昭和未来
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