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縦にひらく家
(RENOVATION)
LV
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PHOTO © NATSUKI MIZUTANI

都心に建つ高層マンションの一住戸を対象としたリノベーションです。

既存の空間は合理性に基づき均質化された標準的な天井高に規定されていました、しかし天井裏を開けるとはるか高い位置に躯体を確認することができました。そこで本計画では、この隠された気積を最大限に活用し、住戸内に部分的な多層化を挿入することで、限られた中で有効床面積を拡張する試みを行いました。

これにより、最大天井高4mに及ぶダイナミックな空間が生まれ、上層の寝室、中層のダイニング、窓際のリビングが立体的な流れをを形成します。さらに、これらの内部レイヤーは、大開口の先に上下に広がる都市のパノラマへと連続し、高層空間のポテンシャルを最大限に引き出した豊かな住環境を生み出すように計画しました。

寝室の下部に位置する低天井の空間は、当面はストレージや子どものための多目的スペースとして機能します。

二方向の動線を確保することで、将来的な家族構成の変化に応じて柔軟に空間を分割・再構成できる可変性を持たせました。

 

垂直方向のスケール感を際立たせるため、二層に渡るボリュームは壁の仕上げを切り分けることで独立した「塊」として切り分けています。ルーバー状の壁と、光を透過させるポリカーボネートのリブが床から天井までを一本の垂直線で繋ぎ、視覚的な連続性と、実面積以上の奥行きを感じさせる効果を意図しています。

 

業務内容:内装設計・工事監理
所在地:江東区
施工会社:株式会社セゾン
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