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風景を共有する家
(RENOVATION)
LV












PHOTO © NATSUKI MIZUTANI
メゾネット型集合住宅の一住戸を対象としたリノベーション計画です。
対象住戸は、既存のnLDKというフレームによって空間が細分化されており、メゾネットならではの空間や、南面の山々・西面の富士山を望むという立地ポテンシャルが共有できない状態にありました。
そこで本計画では、まず1階窓側の3室を統合し、開放感を持つ一室の大空間へと再構成しました。
そのなかに、マテリアルの切り替えによって緩やかに領域化されたキッチンを配置。白いタイルによってボリューム化されたアイランドカウンターをアイコニックに配し、床には周辺のカラースキームを内包したテラゾータイルを採用しました。
これにより、キッチンが単なる作業場ではなく、寛ぎの場としてのリビングダイニングと柔らかく等価に共存し、空間のシームレスな動線の一部として機能することを目指しています。
この大空間の豊かさは、玄関を介して住戸全体の隅々まで連続していきます。リビングダイニングと玄関はガラスの建具によって視線を透過させつつ、階段のステップと一体化した造作家具を挿入することで、緩やかな一体感を生み出しました。かつて閉塞的だった玄関上部の天井を排し、メゾネットが本来持つ垂直方向の気積を拡張することで、開放的でゆとりあるウェルカムスペースへと刷新しています。
クライアントの要望に基づき、既存の2階(2部屋)は子ども室2室と主寝室の計3室へとコンパクトに諸室を集約。これにより、1階にゆとりある大型ストレージやワークスペースといったバッファゾーンを繋げることが可能となりました。
出掛けるとき、あるいは帰宅したときに、1階のパブリックな「寛ぎ」と、2階のプライベートな「安らぎ」の双方の気配を身体的に知覚し、深い安心感に包まれるような住環境を構築しています。
業務内容:内装設計・工事監理
所在地:三島市
施工会社:株式会社オンプライム
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